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2006年2月26日

博士の愛した数式

博士の愛した数式

博士の愛した数式

  • 作者:小川 洋子 (著)
  • 出版社:新潮社
  • 発売日:2005/11
 博士は立ち上がり、流しで洗い物をしている私の顔を覗き込むようにして断言した。
「本当に正しい証明は、一部の隙もない完全な強固さとしなやかさが、矛盾せず調和しているものなのだ。たとえ間違ってはいなくても、うるさくて汚くて癇に障る証明はいくらでもある。分かるかい? なぜ星が美しいか、誰も説明できないのと同じように、数学の美を表現するのも困難だがね」

文章の柔らかなリズムが心地よく、
読み終えた後の感動がふんわりと優しかった。

あと、数学が少し好きになりました。
素数の孤高・美しさ、友愛数の絆、完全数の強さ…(うっとり

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